高専化学系卒の阪大生

化学系編入。編入に関する情報や大学生活(勉強やサークル活動)について書いていきます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

使用した参考書:数学

 次は数学です。
 阪大の数学は基本的に難問が多いです。基礎工は範囲が狭い代わりに非常に難しく、工学部はその逆と言われています。当然ですが、京大東大ほど凶悪では無いです。基本が分かっていれば解けるとのことです。
 とはいえ、十分な対策をすべき科目です。受験時には、少なくとも高専が一般的に求める数学の基準を越えている必要があります。成績点はあまりあてにならないという事です。
 ちなみに、僕は微積と線形代数で10割を目指していたのですが、微積は手も足も出ませんでした。
 以下、使用した参考書です。

新訂基礎数学新訂基礎数学
(2006/08)
不明

商品詳細を見る

新編 高専の数学1 第2版・新装版新編 高専の数学1 第2版・新装版
(2010/01/23)
田代 嘉宏、難波 完爾 他

商品詳細を見る


 教科書です。
 高専では、高専の数学もしくは大日本図書のものを使っているようです。僕は後者が教科書でした。基本的に、両者に大差はないと思います。どこに何が書いてある分かっている、自分の高専で使った教科書がいいでしょう。

新編 高専の数学2問題集新編 高専の数学2問題集
(2003/02/01)
田代 嘉宏

商品詳細を見る

 大日本図書の教科書の問題集です。後半は主に線形代数です。僕は教科書を少し解いただけでは、C問題はしんどかったです。
 致命的な欠点として、途中の解答が載っていない事が挙げられます。Give and Takeというサイトでは詳細な解答が書かれたPDFが公開されてはいます。
 この本を使うのは個人の自由だとおもいます。僕はもう一度試験勉強をするなら、この本は使いません
 僕がこの本に良い印象を持っていないのは、行列の基本がなっていなかったからかもしれません。僕はひたすら問題をやるスタイルで、定期テストでは思い出す程度にしか教科書は使いませんでした。だからこそ、習っていない固有値から二次形式まで、演習でどうにかなると思っていました。この本を終えて教科書の重要性が身に沁みました……。


編入数学徹底研究―頻出問題と過去問題の演習編入数学徹底研究―頻出問題と過去問題の演習
(2009/07)
桜井 基晴

商品詳細を見る

 多くの受験生から高評価を得ている本じゃないでしょうか。
 実際良い本です。解答はこれでもかというほど解説されています。でもいきなり取り組むと多分死ぬので、まず教科書をやってからだと思います。
 多くの合格者が使用している本です。


大学編入試験問題 数学/徹底演習 (第2版) - 微分積分/線形代数/応用数学/確率大学編入試験問題 数学/徹底演習 (第2版) - 微分積分/線形代数/応用数学/確率
(2006/12/18)
林 義実、山田 敏清 他

商品詳細を見る

 ご存知の徹底演習です。問題量は非常に多いです。
 しかし、微分方程式は簡単過ぎます。阪大と同じレベル、或いはそれ以上を受けるなら明らかにこの本では足りません。他の本でも演習を積む必要があるでしょう。
 やや解答は雑なので、いきなり取り組むのはおすすめしません。
 ちなみの僕は、この本の線形代数の分野はやっていません。理由は後述。
 応用数学と確立の部分を除けば、2週間で終わると思います。


ベクトル・行列・行列式 徹底演習ベクトル・行列・行列式 徹底演習
(2002/06)
林 義実

商品詳細を見る

 個人的には線形代数に特化した素晴らしい参考書です。
 この本を終えれば大抵どの大学の線形代数にも対応出来るらしいです。この本で線形代数の勉強をする予定だったため、徹底演習の行列には手をつけませんでした。どちらもやるに越したことは無いのですが。
 僕は過去問の線形代数の問題の全てを解けた訳ではないのですが、これをやってから先生に聞きに行ったらすぐに理解できました。
 本気でやれば1週間で終わると思うので、是非やって下さい。


新装版 坂田アキラの 数列が面白いほどわかる本 (数学が面白いほどわかるシリーズ)新装版 坂田アキラの 数列が面白いほどわかる本 (数学が面白いほどわかるシリーズ)
(2009/04/08)
坂田 アキラ

商品詳細を見る

 内容はちょっと調子に載っててアレですが、非常に分かりやすい本です。
 工学部の数列対策に購入しました。ちなみに過去工学部に出題された数列の問題と全く同じ物が出ていました。
 僕はこれで帰納法を理解しました。
 頑張れば3日で終わります。


ハッとめざめる確率ハッとめざめる確率
(2001/07/10)
安田 亨

商品詳細を見る

 びっくりするほど眠たくなりました。
 多分僕が教科書レベルの確率すら解けない所為だと思います。
 Amazon的には良書らしいので、多分僕が悪いです。
 そういう方は、次の本が良いらしいです。


日本一わかりやすい 坂田アキラの 確率が面白いほどとける本 (坂田アキラの理系シリーズ)日本一わかりやすい 坂田アキラの 確率が面白いほどとける本 (坂田アキラの理系シリーズ)
(2011/09/14)
坂田 アキラ

商品詳細を見る

 同じく確率が苦手で、今年東大に受かった方が使ったらしいです。
 僕はこれからこれをやります……。その次に細野真宏の確率をやったらしいので僕もやります……。


編入数学過去問特訓―入試問題による徹底演習編入数学過去問特訓―入試問題による徹底演習
(2012/03)
桜井 基晴

商品詳細を見る

 数学の総まとめに持って来いの本です。
 とりあえずここまでやっておけば大丈夫でしょう。ただ、明らかに最初から取り組む本ではありません。
 数学の成績点が90点あってもです。日頃から数学の勉強をしていて、学校の数学の進度が遅すぎてつまらん、という頭が良すぎる人なら挑戦してみてもいいかもしれません。
 僕は時間が無かったので、固有値と微分方程式の所だけやりました。


 基本的に、数学に関しては以上です。どれだけ数学が得意でも、まず教科書くらいはやるべきだと思います。
 僕は固有値から独学だったので、以下の本も使用しました。

スバラシク実力がつくと評判の線形代数キャンパス・ゼミ―大学の数学がこんなに分かる!単位なんて楽に取れる! (大学数学「キャンパス・ゼミ」シリーズ)スバラシク実力がつくと評判の線形代数キャンパス・ゼミ―大学の数学がこんなに分かる!単位なんて楽に取れる! (大学数学「キャンパス・ゼミ」シリーズ)
(2003/08)
馬場 敬之、高杉 豊 他

商品詳細を見る

 胡散臭い題名ですが、内容はかなり丁寧に書かれています。教科書を読んでも分からない所はこれでカバーしました。
 後半の難しいところ(ジョルダン細胞とか)は恐らく出ないと思います。
 基礎を完璧に固めたいならば、この本はおすすめです。ですが内容は簡単で、演習も少ないため、必ず他の本で演習は積んで下さい。


 以上が、僕が数学で使用した参考書です。
 間違えた問題はチェックして後でもう一度解きました。これだけやって今年の微積を1問も解けなかったというのは僕の頭がアレなんでしょう。はい。試験勉強を通して、いかに数学という物を理解しておらず、調子に乗っていたのか思い知りました。学校の成績なんて当てになりません。
 あと、確率が苦手だからと言って僕のように捨てるのはおすすめしません。試験終了後、少しでも勉強しておけば5割弱は解けたかなと思いました。僕の年は線形代数に次いで容易でした。小問1に関しては、恐らく非常に簡単だったのでしょう。



追記:非常に難しい本です。僕の高専では6年ほど前に京大に合格された方が使われていたようです。東大合格者も使っていたような気がします。僕はやってません。阪大の数学系学科は分かりませんが、化学系にとっては明らかに不要です。

明解演習 線形代数 (明解演習シリーズ 1)明解演習 線形代数 (明解演習シリーズ 1)
(1982/07)
小寺 平治

商品詳細を見る

明解演習微分積分 (明解演習シリーズ 2)明解演習微分積分 (明解演習シリーズ 2)
(1984/12)
小寺 平治

商品詳細を見る
スポンサーサイト
  1. 2013/07/31(水) 13:39:09|
  2. 大学編入
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

使用した参考書:英語

 英語対策で使用した参考書です。



英文読解入門基本はここだ!―代々木ゼミ方式 改訂版英文読解入門基本はここだ!―代々木ゼミ方式 改訂版
(2005/05)
西 きょうじ

商品詳細を見る

 高校生向けの英語解説の本です。英語の苦手な人はこれを読むことをおすすめします。勉強したのにTOEICで高得点が取れないという人です(僕の370のような)。そのような人は以下に紹介するDUOの例文を読む時に意味を理解しながら読めて居ないとおもいます。この本を読むことでDUOの例文をある程度理解しながら読めるようになりました。DUOは例文をすんなり読めてこそ初めて力を発揮します。下記の速読英単語に関しても同様のことが言えるでしょう。
 これの上級版のポレポレというのもあるらしいですが、使っていないので分かりません。


●単語

DUO 3.0DUO 3.0
(2000/03)
鈴木 陽一

商品詳細を見る

 DUOです。素晴らしい本です。
 CDも一緒に買って下さい。基礎編は日本語も含まれており時間の無駄なので、復習編で良いと思います。
 慣れてきたら聞きハヤえもんというフリーソフトで再生速度を上げてシャドーイングをしていました。1.2倍速で再生すれば、1時間分のシャドーイングをを大体50分で出来ることになります。
 編入生の英語の参考書の話では確実に挙げられる本です。


速読英単語 (1) 必修編 改訂第5版速読英単語 (1) 必修編 改訂第5版
(2010/10)
不明

商品詳細を見る

 DUOと同じくらいの使用者がいるのではないかと思います。
 長文を読み慣れるという点では良い本だと思います。試験勉強を始めた当初はこちらを使っていたのですが、1セクション1時間という遅読英単語状態だったので、ある程度文章が読める方向けでしょう。僕はこれに挫折してDUOに切り替えました。その後DUOを8割ほど終え、ビジュアル英文解釈を終えてから再びこれをやり直しました。その頃には大体すらすら読めたような気がしないでもないです。


速読英単語(2)上級編 [改訂第3版]速読英単語(2)上級編 [改訂第3版]
(2003/03/20)
風早 寛

商品詳細を見る

 速単の上級編です。このレベルの単語はDUOではカバー出来ていません。余裕があればどうぞ。僕は時間がなかったので、科学の部分だけ読みました。


●長文

ビジュアル英文解釈 (Part1) (駿台レクチャーシリーズ)ビジュアル英文解釈 (Part1) (駿台レクチャーシリーズ)
(1987/12/10)
伊藤 和夫

商品詳細を見る


ビジュアル英文解釈 (Part2) (駿台レクチャーシリーズ)ビジュアル英文解釈 (Part2) (駿台レクチャーシリーズ)
(1994/08)
伊藤 和夫

商品詳細を見る

 素晴らしい本です。
 これら2冊を終えれば、阪大の英語なら読めない文章構造はほぼ無くなると思います。英語の結果悪かったのに何言ってんだこいつと思われるかもしれませんが、僕に足りなかったのは恐らく単語力です。
 他にも長文読解の本はあるようですが、使っていないので分かりません。
 余談ですが、とても良い本だったので受験を終えてからも更に1週しました。


●英作文

大矢英作文講義の実況中継―高2~大学入試 (実況中継シリーズ)大矢英作文講義の実況中継―高2~大学入試 (実況中継シリーズ)
(2000/11)
大矢 復

商品詳細を見る

 読解や文法の本ではスルーしてしまうような所が、何故かこの本でカバー出来たような気がします。
 単語と読解できたら英作なんて余裕やろ! という方は多いですが、そういう方は恐らく僕のように、留学生に赤ペンでぐちゃぐちゃになった解答を返されて死にます。


 英語に関しては以上です。
 英語のような大量の暗記は一朝一夕でどうにかなるようなものではないので、出来れば3年の春から始めたほうが良いと思います。
  1. 2013/07/30(火) 22:22:57|
  2. 大学編入
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

過去問について

 阪大基礎工の試験範囲について、以前のは雑だったので、ここで詳しくお話しようと思います。
 でも、過去問は自分で分析して下さいね。ここに書いていることは絶対ではないので。あくまで経験ですから。

・数学
 問題用紙は3枚で、微分積分、線形代数(主にn乗、座標変換)、確率から出題されます。
 微分積分は、当然微分方程式も込みです。
 線形代数は、比較的範囲は比較的決まっています。ですがどの問題も基本が分かっていないと解けませんし、成分処理というよりは、AやBなど、行列の大文字のアレをいかに上手く扱えるか、を問われていると思います。数学の先生に聞いた所、「本来行列とはそういうもの。いつまでも成分でやってても意味ないよね」と言われました……。
 確率は無勉なんで分かりません……でも確率漸化式は結構出てると思います。僕はこれからちゃんと勉強します……。

 要は、高専で習った数学全てが出題されますが、今の所応用数学は出題されていないように思います(H26年度)。


・英語
 英文和訳、長文読解、英作文から出題されます。
 単語は早ければ早いほど良いです。3年春とか。5年直前に文法の本とか読解の本、加えてDUOか速読英単語必修編が終わっていたら最高です。


・物理
 力学、電磁気学、熱力学から出題されます。化学科合成化学コースはこのうち2つを選択です。
 力学は、今年は予想外の歳差運動でしたが、これを含めて結局は剛体から出題されています。僕は質点もやりましたが。過去に微小振動がどうのこうのとか言われているので、最低限高校の力学は抑えておいて、それから大学の内容をやって、後は自分が納得いくまでやるのみだと思います。
 電磁気学は選択しなかったので分かりません。
 熱力学は当然微積を使う必要があります。熱力がいまいち分からない、という方は高校物理を一度しっかりやってみてはどうでしょうか。

 化学科には物理が苦手という人が多いでしょうし、実際僕もそうでした。ですが、力学はやれば必ず出来るようになります、という文章を読んでやってみたら出来るようになりました。
 化学科の多くの方は、少なくとも熱力は選択すると思います。専門でやりますしね。という訳で力学と電磁気どちらか選択することになると思うのですが……力学は全ての物理の基本になると思い、僕は力学を選択しました。実際、熱力で運動量保存則、物理化学で位置エネルギーを問う問題が出題されています。いえまあ、方程式1つ立てるだけの簡単なものなのですが。その代わり、やる範囲は膨大なものになります。
 力学は苦手だけど電磁気は得意だ! という方は、勿論電磁気を選んだ方がいいかもしれませんね。
 まあ、これは個人の好みだと思います。個人的には力学+熱力学がおすすめです。

・化学
 ありがとうございます! 高専で習ったとこは全部やろう!!! ていうかやってないところもやろう!!!
 傾向なんてあったもんじゃないです!
 理念として、「工学部と理学部の融合」と掲げているので、ある意味当然なのかもしれません。
 強いて言えば、無機化学では格子が、有機化学では呈色反応や構造異性体が結構出題されてますね。物理化学は殆ど反応速度論から出題されます。当然1次、2次、緩和、アレニウス、酵素……全てです。
 イオン輸率とか難しい固体化学は今の所出ていないような気がしますが。
 なお、明らかに習わないだろう、という範囲から出題されていることもありますが、その場合は問題文の最初に結構解説してくれています。考える力を見ているのでしょうか。

 あと、恐らくどの学科にも通用すると思うのですが、専門は2倍程度の傾斜配点が付いているのではないかと思います。あくまで実体験と噂に基づくものですが。しかし、仮にこれらが1割しか出来なければ、不合格は濃厚でしょう。


●総括
 数物は、比較的出題範囲が決まっています。
 高専で習った範囲を理解するのは、最低限必要な事です。
 5年になって勉強を初めて受かった方もいらっしゃるようですが、僕は到底出来るとは思えません。学力以前に物理的、時間的に……。
  1. 2013/07/28(日) 19:48:45|
  2. 大学編入
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

編入体験談

 前回の記事はどこの大学でも、ほぼ通用するので漠然とした感じになってしまいましたが、本記事では具体的に僕はどうしたか、つまるところ編入体験談という感じになると思います。
月を追って説明していきますね。


まず初期値
・2~4年の平均成績点 85(5位)
 数学90~97
 物理0(応用物理のテストが事前に配布されたプリント丸写しや、過去問の問題そのまま、つまり暗記だったので)
 有機化学93くらい
 無機化学95くらい
 分析化学87くらい
 物理化学80~88くらい
 英語85くらい
・TOEIC370(4年11月)450(4年3月)



●3年1月
 2個上の先輩が阪大に受かった事を知りました(学科は別)。そもそも進学するつもりで高専に入学した訳ではなかったのですが、この頃から大学そして阪大に興味を持ち始めました。

●3年2月
 まず阪大ってどんなところ? から始めました。まあ研究内容なんて見てもよく分からなかったので、編入情報サイトとかをメインに見て回っていたと思います。この頃はグーグルで大阪大学と入力することすら抵抗があった……その程度の頭でした。
 先輩はかなり頭が良いと評判だったのですが、僕は「頭良くても同じ高専生やろ? じゃあ僕も不可能じゃないんじゃね?」と思っていました。

●3年3月(春休み)
 まず教科書をやろうということで、大日本図書の微分積分Ⅰ(教科書)のみ終えました。でも理解したとは到底言えませんでした。
 以前、京大に合格した先輩が明快演習を使っていたので僕も使ってみましたが、意味が分からない以前に、円周率を求めようとしていた謎の時期でした。

●4年4月
 序盤はしっかり勉強をしていたものの、「物性実験」という悪魔の実験が始まりました。13時から17、18時まで平気で実験が長引きました。レポートも毎週2つ、20枚位ずつ書いてました。思うように勉強時間が取れず、最初の鬱期となりました。

●4年5月
 多分、大日本図書の基礎数学(教科書)やってました。章末Bも大体なら。進路指導室で先輩が残してくれた資料を漁っていました。ネットでも情報収集をしていました。

●4年6月
 速読英単語必修編も開始。でも文章が読めませんでした。なにこれむずすぎ死んでる。1セクションに1時間掛けてた無能でした。
 情報収集は相変わらず続けていました。阪大高専会を見つけましたが、ここに基礎工応化の体験談無いんですよね……2013/9/14現在、僕がH26年度の分を書きました。でも多分ブログの方が編集できるので詳しいです。
 基礎工の方が僕にとって全体的に面白そうだったので、試験科目を見ました。
 そして視界に入る物理という文字。うちの応用物理の授業はあってないようなものだったので、絶望に打ちひしがれました。

●4年7月
 インターンシップの準備でばたばたし始めました。同時に阪大の学校説明会の存在を第6感で感じ取り、調べて電話し、予約を取りました。工学部には友人と2人で、基礎工へは1人で行きました。
 この頃には基礎数学終わってたはずです。線形代数に手をつけ始めました。
 過去問を集めようとする→担任に聞く→担任から大学に聞けと言われる→大学から学生課に聞けと言われる→学生課の方で過去問を集めて下さっていたので、阪大工・基礎工の過去問を全て写メを取りました。
 数学は問題の意味がわからない。英語は読む気がしない。物理は(1)も解けないというか慣性モーメントの意味すら分からない。化学は有機化学だけちょっと解けました。
 でも合格したかったので勉強は続けました。

●4年8月
 インターンシップ、学校説明会。さらに自室が暑すぎて、しかも線形代数で固有値を習っていないので理解に苦労しました。結果寝て勉強ができない。第2の鬱期。ネットに逃げました。
 同じく編入学を志す高専生とインターンシップ先が一緒になりました。彼はDUOを使ってました。僕は遅読英単語使ってた()。
 でも何か「勉強すれば東大合格するんじゃね?」とかわりと本気で思ってました。

●4年9月
 そろそろ本腰入れないとヤバいと思い始め、線形代数を続けました。固有値はそんなもんなんだと通過する。固有ベクトル、直交行列で死ぬ。相変わらずネットで情報収集は続けていました。

●4年10月
 多分線形代数終わったはず。でも全く理解していませんでした。微分積分Ⅰをもう一度やり直し、この頃遅読英単語()をやめてDUOにしました。僕はとにかく書きまくるスタイルなので強引にやったのですが、後になって思えばシャドーイングのほうが一万倍くらい効率良かったですわ……。
 ネットで情報収集は続けました。京大高専会、高専からの東大編入体験談を集めているサイトを結構参考にしました。
 この頃から「基礎工は練習にして工学部本命にしよう……」と思い始めました。物理間に合わないと思ったので……。

●4年11月
 何とか微分積分Ⅰも終わりました。
 TOEIC IPがありました。結果は370。特に勉強していない人、しかも2人に負けて相当ショックを受けましたし、結構馬鹿にもされました……w ですが諦めたら負けだと思ったので、気合で英語の勉強を続けました。

●4年12月~2月
 高専の数学2問題集に手を付け始めました。A問題を詰まりながらも解き、Give and Takeという、高専の数学問題集の解答を配布して下さっているサイトで答えを見ながら頑張って解いていました。しかし数列の意味が分からず、クラメルの公式までは分かっても固有値、固有ベクトル、直交行列、対角化が大爆発てました……。でも問題数が異様に多いので、体が解く手順を覚えてしまいました。
 どうしてもわからないところは先生に聞きました。
 DUOのシャドーイングを始め、この頃から明らかに効率が上がり始めました。

●4年3月
 どこかのサイトに「春休みまでに徹底演習を1周しておきたい」と書いていたのを見たのですが、とうとう間に合わず。
 ここから本気を出し始めました。
・坂田アキラの数列本
・徹底研究
・英文読解基本はここだ(タイトル曖昧)
・有機化学演習
・橋元の物理解法大原則Ⅰ、Ⅱ(タイトル曖昧)
を購入しました(詳細は以降の記事で)。

 最初の2日で、2月から手を付けていた微分積分Ⅱを終えました。
 次の3日で数列本基本はここだ、を終えました。
 13日かけて有機化学演習を終えました。同時に毎朝1時間かけて、ビジュアル英文解釈Part1の1セクションをこなしました。徹底研究も同時進行し、重積分のあたりまで終えました。
 3月半ばにTOEICを受験したところ、450。500超えしたかったんですけどね。
 4日かけて無機化学演習を要らないところを省きながら終えました。
 学校で習った物理化学のノートと、その範囲のムーア物理化学を4日で復習しました。
 橋元物理を7日で終えました。結局4月序盤の数日まで食い込みました。
 ビジュアル英文解釈Part1はこの1ヶ月で終了。
 夜の12時か1時には勉強を終え、30分かけて化学Ⅰ・Ⅱの新研究、さらに15分で速読英単語必修編を読んでいました。英文解釈のお陰か、10分あれば1セクションは十分読めました。

 勉強の時間配分も変えていました。今までは焦りの余り常に机に1教科集中というスタイルでしたが、思考停止の時間も多かったので、よく耳にする50分勉強、10分休憩というスタイルに変更しました。
 でも実際焦っていたので、50分間数学とたまに化学を勉強し、休憩がてら10分間シャドーイング(これでDUOを10section出来る)にしました。この1時間周期を1日ひたすら繰り返しました。そうすれば1日でDUOを1周出来ました。
 また、たまに挟む休憩では、少しでも有効に時間を使うために、阪大基礎工の研究室HPや有機化学美術館を見るようにしていました。
 その日の疲れを狼と香辛料を読んで癒す()
 おかげで起床は9時か10時でした。
 1日の勉強時間は7~8時間ほどです。

●5年4月
 相変わらず本気は続く。
 徹底研究を4月半ばには終わらせ(ただし確率除く)、2週間で徹底演習を終えました(応用数学、確率以外)。
 シャドーイングは続けました。余裕のある授業、休憩時間ではひたすらDUOの例文を書いていました。
 また、毎朝1時間早く起きて、ビジュアル英文解釈Part2を1セクションやっていました。
 この月から1日1時間だけパソコンを触り、それ以外はずっと勉強してました。

●5年5月
 ゴールデンウィークで有機化学演習の2周目を終えました。
 橋元物理ではあまりにも量が少なすぎたので、物理のエッセンス(力学のみ)を1週間で終えましたが、意外と分かっていないことが多かったです。次に、数日で無機化学演習の2周目を終え、物理のエッセンスを3日で2周目を終えました。
 確か、ベクトル・行列・行列式という参考書も1週間で終えました。
 この頃から、やっぱり基礎工学部を本命にしようと思い始めました

●5年6月
 慣性モーメントの意味は未だわからず。焦っても仕方がないので、名問の森(力学のみ)を8日ほどで最後の数問残して終えました。
 有機化学演習を、分からないとチェックしておいた問題のみやり直しました。これで有機は終了です。
 基礎物理学演習Ⅰを4日ほどで質点・剛体のみ終えました。この頃から過去問に手をつけ始めました(3年分)。
 結果、
数学4~5割
物理:力学8割、熱力:やらなかった
化学6割
英語3~4割

 数学の確率は勉強していないも同然だったので、まともに解けていませんでした。
 力学は1年だけ1問しか解けませんでしたが、先生に聞いてみたら簡単でした
 熱力はまだ挑める状態だと思わなかったのでやりませんでした。
 化学については、有機は簡単でしたが、無機は習っていないところからも出題され、物理化学はちゃんと理解していなかったのでこの割合でした。
 英語は最近2年分の出来です。年々、難化しています。
 
 一番苦手だった力学でしたが、過去問の出来から「これはいける……!」と確信しました。
 H25の数学の微積は異様に難しいので、心してかかってください……。

 速読英単語上級編で科学の範囲を重点的に寝る前に読みました。
 アトキンス物理化学の熱力、熱化学方程式、反応速度論の「演習」の部分を全て終えました。問題数が多いのでこの本は良かったです。
 無機化学演習(先述のものとは違うもの)を3日で終えました。
 

●5年7月
 出来なかったところを埋める作業。
 まず持っている基礎工の過去問は全て解けるところまで解きました。

・数学
 徹底研究の微分方程式をやり直し、過去問特訓の微分方程式と固有値問題、ベクトル・行列・行列式の分からなかった所を終えました。
 あとは過去問で先生に教わりました(4、5年分)。
 過去問は4~5割。確率は無勉だったので死んでました。

・英語
 過去問を見ても文法が分からないという所は殆ど無かったので、単語に集中。DUOを聞き、速読英単語上級編を読みました。
 過去問は4割。3年以上前は試験前日にやりましたが、それらは6割ほどあったと思います。

・物理
 2日で基礎物理学演習Ⅰの剛体のみやりました。でも歳差運動は飛ばしました。
 物理のエッセンス(熱力)を数時間で終えました。恥ずかしながら一部理解していない所がありましたが、化学科なら簡単なはず。これをやったお陰で熱力が解けるようになったのだと思います。
 過去問を先生に聞きに行きました。出来は力学7~9割。熱力8~10割

・化学
 やることはやっていたので、過去問を解きました。結果8割
 過去問で分からない所は先生に聞きました。


 以前留学生に過去問を添削してもらった際に、自信のあった英作文が真っ赤っ赤になって返って来ていたので、試験4日前に大矢英作文の実況中継のPart1を1日で終えました。
 ちなみに過去問を完璧に終えたのは試験2日前ですwwwwww先生(特に物理化学と数学の)には相当無理を通して頂きました……。
 反応速度に出てくる緩和法はちゃんと分かってなかったので、試験前日に理解しました。
 確率は結局無勉でしたwwwww物理の力学ほぼ独学、数学の固有値から標準形まで完全に独学だったから仕方ないねwwww授業で少し確率統計をやったくらいです。当然力はついていませんでしたが。


●総括
 基礎を大事にして下さい!!!!

 基礎をしっかりとやった物理と化学の出来は過去問の出来の通り、かなり出来たように思います(基礎工では物理が得点源とされるくらい、難しくはないというのもあるのですが。いや簡単でもないですけど)。
 反面、難しいと言われていたため焦っていた数学は殆ど出来ませんでした。まず最初に教科書を完璧にするべきでした。
  1. 2013/07/28(日) 00:33:15|
  2. 大学編入
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

編入を考えるにあたって

 僕が受験を考えた大学は

 大阪大学基礎工学部
 大阪大学工学部
 神戸大学工学部
 筑波大学化学類
 東京農工大学工学部
 京都工芸繊維大学工学部
 専攻科

 です。最終的には阪大、京都工繊に絞りました。どうしても阪大に行きたかったためです。基礎工に合格したため、受験はそこで終えました。
 
 以下に受験までの流れを記しました。
 本記事はどこの大学を受ける人にも通用すると思いますが、間違っていても僕は責任を持てないので、ちゃんと自分で調べて下さいね。


①受験校を決める
 僕は自分の実力ありきではなく先に大学を決め、それを目標に実力を上げるという考え方で受験校を決めました。受験理由は色々とあったのですが、「この研究室で研究がしたい」という目標が一番の支えになったように思います。

②受験校の試験日程を調べる
 何よりもまず試験日程を確認して下さい

 色々な大学を考えていたものの、自分の頭と相談した結果、受験を阪大と専攻科に絞りました。
 ところが5年になり、専攻科の試験が1,2ヶ月ほど前に迫った頃、専攻科の確約書提出が阪大工学部の受験より前だという事に気が付きました。まだ願書が締め切られていない大学は、神戸大学と京都工芸繊維大学のみでした。試験時期的に第一志望の人は勿論のこと、阪大や京大を受験した人も受験する可能性がある大学です。また、神戸大学と京都工芸繊維大学の試験日程はほぼ毎年被っていますので注意して下さい

 僕はエクセルでカレンダーを作り、受験日がひと目で分かるようにしておきました。とはいえ上記の通り、直前になって受験校を変更したのであまり意味はありませんでしたが。ただ1つ重要なのは、受験直前になって他大学を一から調べる時間は、時間的にも精神的にもほぼ無いという事です。このため、受けるつもりが無くとも、とりあえず日程くらいは調べておいた方が良いのではないかと思います。日程は大学HPの、前年度募集要項を見れば大体の見当は付きます。


③各大学の傾向と試験範囲
 時間は有限ですから、必須です。とはいえ基本的に旧帝大を目指してちゃんと勉強しておけば(それに近いレベルに達すれば)、後はどこの大学でも通用します。実際、阪大受験前に神戸大学の過去問を解きましたが、勉強していない分野を除いて解くことが出来ました。僕は第1志望を決めた後、範囲が被っている大学を第2志望にしました。仮に落ちた場合に院試を受けに行きやすい大学を選んだりと、他の要素もありますが。


④試験勉強はいつやればいいの?

 今でしょ!!!

 冗談はさておき、早い方が良いに決まってますね。インターンシップで大変でしょうが、出来れば4年夏休みから始めたいところです。3年春から初められればベストだと思います。僕は3年の春に学校でやった範囲の数学(微分積分Ⅱを除く)を1周だけしていました。
 ただ、人によってはエネルギー切れになるでしょうし、実際僕も2,3回ほど鬱になってるので(何かもう最後の方は慣れましたが)、余り早すぎるのも良くないと聞いたことはあります。それでも気合でやった方が良いと思いますけどね。実際忍耐力付きます。その事実は、今でも僕の自信に繋がってます。


⑤1日どれくらい勉強すればいいの?
 分かりません。人それぞれです。ですが、4年の春休みまでに数学の教科書と徹底研究、徹底演習、英単語(DUOや速読英単語必修レベル)をやっておくとかなり楽になると思います(阪大なら)。
 僕は高専の数学問題集で非常に手間取り、後半死にそうになってました。
 ちなみに僕は4年の10月になると、ずっと勉強机の前に座ってた気がします。いや実際やったかどうかはさておき。


総括
 まず受験大学を決めること!
 試験日程の確認を忘れると死にます。
 範囲の確認を。ですが「過去問対策」にはならないように!
 試験勉強はお早めに。
  1. 2013/07/27(土) 21:34:35|
  2. 大学編入
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

このブログについて

 第一志望に合格したら、編入希望の高専生向けに、大学編入に関する情報を提供するブログを始めようと思っていたのでやってみました!

 編入までにやっておいたこと、使用した参考書、来年からは大学でやっていること、後は適宜あったほうがいいかな? という情報を提供していくつもりです。だらだらと日常について書くつもりはない(Twitterがあるし)ので、勉強、サークル(入る余裕があれば)など学校関連の記事しか無くなると思います。

 ていうか何故か化学系の編入に関する情報は全くありません! 意味がわかりません! 情報とか機械なら多いのに……。

 もう夏休みで、旧帝大が第一志望の方はちらほら受験勉強を始めている人も居るでしょうし、次の記事からさっさと使用参考書を書いていきますね。
  1. 2013/07/27(土) 18:35:15|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

moya

Author:moya
有機化学系の研究者を目指している高専卒の阪大生です。
質問等あればお気軽にどうぞ!

某高専化学系学科卒
入学時の席次:14位
最低席次:25位(1年)
2年~4年席次:5位
最終:8位

大阪大学基礎工学部化学応用科学科
GPA:2.8

最新記事

リンク

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (36)
大学編入 (8)
英語 (2)
雑記 (8)
勉強 (7)
大学生活 (6)

アクセスカウンター

ブログランキング

にほんブログ村 高校生日記ブログ 高専生へ
にほんブログ村

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。